2023年12月
台湾総統・立法委員選挙を控えて、以下の取材を受けました。
「台湾総統選挙を前に知っておきたいこと」NHK国際ニュースナビ、2023年12月13日
Maya Kaneko, "FOCUS: Taiwan poll may not affect Sino-U.S. ties, invasion unlikely in 2024," KYODO NEWS, Dec.30, 2023
「台湾、若者の『覚悟』 兵役延長に中国の影」NIKKEI Film(会員制)、2024年1月4日
2023年11月
台北で開催された国際会議で、論文報告者とラウンドテーブルのパネリストを務めました。ラウンドテーブルは、各国の研究者がそれぞれの「一つの中国」政策について論じるものでした。
Madoka FUKUDA, “Xi Jinping's New Diplomacy Regarding Taiwan : Strengthening the "One China" Principle in the International Arena” 「一党専政下的中国式現代化」国際会議(行政院大陸委員会、国立政治大学国際関係研究中心共催)、2023年11月30日、シャングリラ台北会議場
2023年11月
以下のテレビ番組で台湾総統選挙や米中関係について解説を行いました。
2023年11月16日 BS11「報道ライブインサイドOUT」
2023年11月20日 NHK「キャッチ!世界のトップニュース」
2023年11月20日 BSテレ東「日経プラス9」
2023年11月
台湾で開催された第3期習近平政権に関する中国研究の国際会議で報告しました(オンライン登壇)。
福田圓「習近平在國際上推動『一個中國』原則的戰略與策略」2023「習近平第三任內的機遇與挑戰」國際學術研討會、2023年11月17日、集思台大會議中心
2023年10月
時事通信が発行する電子雑誌e-World Premium10月号に、来年1月13日に投開票を迎える台湾総統選挙について、選挙戦の状況に関する論考を寄稿しました(編集者の許可を得ましたので、下より全文PDFをご覧いただけます)。
2023年9月
平和・安全保障研究所(RIPS)が編纂する年報『アジアの安全保障2023-2024』(朝雲新聞社)に台湾に関する年報を寄稿しました。
2023年9月
『外交』の最新号に、台湾が直面するグレーゾーン事態とそれへの対応について寄稿しました。なお、雑誌の新しい試みで、今回の論考は「外交ダイジェスト」として、Kindleでも単品でお求めいただけます。雑誌全体のKindle販売もございます。
2023年9月
以下のテレビ番組にて台湾総統選挙戦に関する解説を行いました。
2023年9月7日 BS日テレ「深層ニュース」
2023年9月
福島第一原発の処理水放出をめぐる日中関係について、KYODO NEWS から取材を受け、コメントしました。
2023年8月
北海道大学法学研究科・法学部にて、集中講義「アジア政治外交論Ⅰ(アジア政治論)」を担当しました。現在共同執筆中のテキストの草案をもとに、戦後台湾の国際関係について全15回の講義をしました。
2023年8月
今年は第二次台湾海峡危機(八二三砲戦)から65周年ということで、NIPPON.COMに、その今日的な意味を考える小文を寄稿しました。
福田円「第二次台湾海峡危機の今日的意味: 抑止の構造を理解し教訓に」NIPPON.COM、2023年8月15日(https://www.nippon.com/ja/in-depth/a09101/)
2023年8月
東洋経済オンラインにインタビューをご掲載いただきました。
劉彦甫「台湾を『統一か独立か』の二元論で議論する危険」東洋経済ONLINE、2023年8月3日(https://toyokeizai.net/articles/-/691846)
2023年7月
2022年5月に行った日本台湾学会大会シンポジウム「日台関係の50年」の内容が活字になって、『日本台湾学会報』第25号に掲載されました。私は林碧炤先生の基調講演原稿の日本語訳と自分の報告原稿を担当しました。本シンポジウムの開催と学会誌特集のまとめに際してご協力くださった皆様に御礼申し上げます。
林碧炤(福田円訳)「日台関係─1972-2022年」『日本台湾学会報』第25号(2023年7月)1-6頁
福田円「国際秩序の変遷と日台関係─1972-2022 年」『日本台湾学会報』第25号(2023年7月)10-18頁
2023年7月
以下のテレビ番組にて、最近の中国外交に関する解説を行いました。
2023年7月19日(水)BS11 「報道ライブインサイドOUT」
2023年7月28日(金)テレビ朝日「大下容子 ワイドスクランブル」
2023年6月
チェコのプラハで開催されたEuropean Values Summit 2023 という会議に参加し、パネル登壇しました。
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PANEL 5: NATO’s New Strategic Concept and the China Challenge: Lessons from the Indo-Pacific (14. June 2023 16:40 - 17:40)
Speakers:
Dr. Hon-Min Yau, Director, Graduate Institute of International Security, Associate Professor of Strategy and International Affairs, National Defense University, Taiwan
Tomonori Yoshizaki, Professor, Tokyo Iniversity of Foreign Studies, Japan
Dr. Madoka Fukuda, Professor, Department of Global Politics, Faculty of Law, Hosei University, Japan
Dimitar Lilkov, Senior Research Officer, Wilfried Martens Centre for European Studies, Belgium Moderator: Charles Burton, Non-resident Senior Fellow, European Values Center for Security Policy, Canada
2023年6月
大学時代の恩師でもある故栗山尚一元駐米大使が生前に書かれたご論文、「日中国交正常化」『早稲田法学』第74巻4号、39-57頁(https://core.ac.uk/download/pdf/286925816.pdf)と私が書いた解題「『1972年体制』下の日米安保体制と台湾」の中文訳を東京大学東洋文化研究所松田康博研究室が出版するオンライン誌『現代日本與東亜研究』にご掲載いただきました。
2023年5月
財団法人日本台湾交流協会の台湾情報誌『交流』5月号に論考を寄稿しました。
福田円「台湾海峡における『戦争』と『平和』の問題と 2024年総統選挙の構図」『交流』Vol. 986(2023年5月)1-6頁。
2023年5月
国際情報サイト「フォーサイト」に台湾総統選挙戦の基本構図をまとめた論考を寄稿しました。
福田円「台湾総統選ー米中双方としたたかに渡り合える候補者は誰か」フォーサイト(https://www.fsight.jp/articles/-/49788)
2023年4月
「グローバル・サウス」をテーマとするNHKの討論番組に出演し、中国外交の視点から議論に参加しました。関係者の皆様、一緒に討論した皆様にはお世話になりました。議論をしながら、とても勉強になりました。
2023年4月
台湾の蔡英文総統の外遊、マッカーシー米下院議長との会談が中台関係や台湾の選挙政治へ及ぼす影響について、引き続き以下の媒体にて解説を行いました。ご取材くださった皆様、お世話になりました。
2023年4月5日(水)BS11「報道ライブ インサイドOUT」
2023年4月6日(木)テレビ朝日「大下容子 ワイドスクランブル」
2023年4月6日(木)共同通信配信識者談話「軍事威嚇しづらい中国」
(福島民友新聞、信濃毎日新聞、静岡新聞、神戸新聞、西日本新聞の7日付朝刊に掲載)
2023年4月12日(水)NHKラジオ第一「Nらじ」
2023年4月
琉球新報から受けたインタビューを、改めて記事にまとめていただきました。
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「自衛隊南西シフトを問う26 『沖縄標的に』懸念当然(2)福田円氏(法政大教授)」『琉球新報』2023年4月2日、朝刊2面
2023年4月
『東亜』2023年4月号の特集に論考「統一戦線工作へ回帰する習近平政権の対台湾政策」を寄稿しました。
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福田円「統一戦線工作へ回帰する習近平政権の対台湾政策」『東亜』No.670(2023年4月号)10-17頁
2023年3月
East Asia Forum に、日本の安保三文書に示された対中抑止と対中対話のバランスについて論じたコメンタリーを寄稿しました。
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Madoka Fukuda, "How can Japan balance deterrence and diplomacy with China?" East Asia Forum, 31 March 2023
2023年3月
時局心話会の定例会「アジア安保会議」にて講演を行いました。
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福田円「習近平の対台湾工作と台湾総統選挙」時局心話会・3月「アジア安保会議」、2023年3月29日、衆議院第2議員会館「第2会議室」
2023年3月
台湾の蔡英文総統および馬英九前総統の概要とそれが台湾の総統選挙選に与える影響について、以下のメディアに出演し、解説を行いました。関係者の皆様、大変お世話になりました。
2023年3月28日(火)BSテレ東「日経ニュース プラス9」
2023年3月29日(水)テレビ朝日「大下容子ワイドスクランブル(オンラインコメントのみ)」
2023年3月
琉球新報のインタビューを受けました。
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「自衛隊南西シフトを問う24 中国、軍拡と平和路線推進」『琉球新報』2023年3月26日、朝刊2面
2023年3月
関西を拠点とする中国現代史研究会のシンポジウム「ウクライナ戦争が問うアジア冷戦史の現代的意義 ―中華人民共和国をめぐる国際関係の歴史と現在」にパネリストとしてお招きいただき、報告「米中国交正常化と台湾--新たな『台湾問題』のはじまり」を行いました。
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3 月 18 日(土)13:45-17:45
中国現代史研究会シンポジウム
ウクライナ戦争が問うアジア冷戦史の現代的意義
―中華人民共和国をめぐる国際関係の歴史と現在
藤木剛康氏(和歌山大学)「ウクライナ戦争と米中対立―3 つの世界と米中の秩序構想」
松村史紀会員(宇都宮大学)「中ソ関係からみたアジア冷戦―外部援助と自力更生の間」
福田円氏(法政大学)「米中国交正常化と台湾―新たな『台湾問題』のはじまり」
梶谷懐会員(神戸大学) 各報告へのコメントと討論
2023年3月
法政大学現代法研究所で、同僚の先生方と行ってきた研究の成果が本になりました。私は1970年代のアジア太平洋地域秩序の変容と中国・台湾の正統性争いについて書きました。
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福田円「1970年代アジア太平洋地域における『正統中国』を賭けた戦い」森聡編『国際秩序が揺らぐときー歴史・理論・国際法からみる変容』(千倉書房、2023年)
2023年3月
米戦略国際問題研究所(CSIS)のInterpret China というプロジェクトにコメンタリーを寄稿しました。中国の研究者が日台関係について論じた論文をどう読み解くべきかを短くまとめました。コメンタリー執筆に先立って、関連する領域を研究する日米の多くの研究者とワークショップ(非公開)を行い、勉強になりました。
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Assessing the Future Trajectory of China-Japan Relations
Madoka Fukuda, Adam Liff and Yasuhiro Matsuda
March 2, 2023,
2023年2月
スティムソンセンターに日本の安保三文書と中国・台湾の関係について、コメンタリーを寄稿しました。文書公表前のワークショップでコメントをくださった方々、サポートしてくださったスティムソンセンターの皆さん、ありがとうございました。
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Madoka Fukuda (2023) Heightened Sense of Crisis: China & Taiwan in Japan’s New National Security Strategy, Feb. 17, 2023, Stimson Center (https://www.stimson.org/2023/heightened-sense-of-crisis-china-and-taiwan-in-japans-new-national-security-strategy/)
2023年2月
習近平政権の対台湾政策決定システムの特徴を論じた英語論文が公開されました。青山瑠妙先生はじめ本論文の執筆動機となった研究会でコメントをくださった先生方、2名の匿名査読者、そして早稲田大学の編集チームの皆様には大変お世話になりました。
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Fukuda Madoka (2023) The characteristics of Xi Jinping’s policy-making on Taiwan affairs: the conflict between institutionalization and centralization, Journal of Contemporary East Asia Studies, DOI: 10.1080/24761028.2023.2177094
2023年1月
昨年からお世話になっている、笹川財団平和財団の日米台安全保障研究グループのサテライトサイトがオープンしました。これから月に1回程度の頻度で更新されるメンバーによる論考の第一弾として、私の論考「中国の『一つの中国』原則をめぐる新戦略」が掲載されています。
2023年1月
日本台湾学会の定例研究会「台湾統一地方選挙の分析(報告者:小笠原欣幸・東京外国語大学教授)」にて、「24年台湾総統選挙と中台関係の見通し」についてコメントしました。
2023年1月
共著、加茂具樹編『中国は「力」をどう使うのか--支配と発展の持続と増大するパワー』が出版されました。
私は「第11章:『国家統一』に向けた力(パワー)の行使」を執筆しました。書籍の詳細はこちらからご覧になれます。